がちゃがちゃ

イキノネ

 一つのベッドに裸の男が三人も乗るとなかなかに狭いが、今のベジータにはそんなことを気にしている余裕などなかった。
 二人の悟空のうち、一人は仰向けに寝ているベジータの頭を片方の太ももに乗せる体勢で座りそのまま手を伸ばして豊満な胸を揉んだり乳首を抓ったりしている。もう一人は正常位の体勢のようにベジータの足を掴み、張り詰めている血管の浮いた逞しいペニスを後孔へ宛がっていた。
「後で絶対変われよなぁ……」
 挿入の順番を後回しにされた胸を弄っている方の悟空がふてくされながらぼやく。もう一人が「分かってるって」と軽い返事をして、にゅぷり、と先端を押し付けてきた。
「あっ……ちんぽ来たぁ♡はやく♡はやく奥にばちゅばちゅってして……ッ♡」
「はは、ほんとベジータはオラのちんぽ大好きだなぁ」
 そのまま勢いよくずぷんっ!と挿入され、ベジータの腰が跳ねる。逃がすまいと強く腰を抱えられたままピストンされている最中に弱い胸を弄られ、媚肉が悟空のちんぽを締め付けた。ぴんっ♡といやらしく尖ったピンク色の生乳首がぷっくり膨れているのを見て、挿入している方の悟空が熱い息を吐いた。
「すげぇ締まってる……おっぱい気持ちいいんだ?」
 言いながら、奥にぐりぐりと押し付けるように腰を打ち付けられる。ベジータの視界は揺れはじめ、ただ嬌声を上げ続けることしかできない。
「ッやぁ、あんっ♡きもちぃ♡おっぱいも、ぉ、ちんぽも好き♡どっちも好き、ぃ……♡」
 あんあん喘ぐ同胞を見ていたもう一人の悟空はごくりと息を呑むと、勃起したちんぽを柔らかい頬に押し付けた。
「なあ、オラのも舐めてくれよ」
 ベジータが見上げると、体はデカいくせに子犬の様にしゅんとした悟空がこちらを見つめていた。何も考えられないベジータは押し付けられたモノと言われた通り咥え、じゅぽじゅぽと卑猥な音を立てながら舌を這わせ必死に吸い付いた。
「はあ、気持ちい……ベジータの口たまんねぇな。オラのちんぽ、おいしいか?」
 ちんぽを咥える頭を支えてやりながら悟空はうっとりと目を細める。
「んんっ……かかろっとのちんぽ♡おいひぃ♡」
 ベジータが目の前の欲に夢中になっていると、もう一人の悟空が「二人で楽しむなよぉ」と深く突いて来た。それでも咥えたものは離さぬまま与えられる刺激を享受する。
「んっあ、あアっ♡あっン、や、らぁ♡だめ、ぇッらめぇ♡頭おかひくなる、ぅ♡イく、イっちゃう、ぅ♡」
「ああ、オラもイきそうだ……ベジータぁ、ほら、イっていいぞ」
 一際奥を突かれ、ちんぽを咥えたまま目に涙をためて喘ぐ。善がりながら上も下も悟空のちんぽを咥え、ベジータは頭の中はぐちゃぐちゃと掻き乱されていった。
「ぁあっあん♡も、イっちゃう♡イくっちんぽでイく♡かかろっとのちんぽでイく♡や、ぁ……――ッッ♡♡」
 直後、ぴゅるるっ♡とベジータから熱い欲が溢れ、そのナカにもどくどくと熱を注がれた。同時に咥内にも中出しされ上からも下からも二人の悟空が出したものが溢れ垂れてくる。口の端から垂れたものを小さな舌で舐めとると乱れた髪を整えるように頭を撫でられ、ベジータは気持ち良さに目を細めた。
 するとナカに収まっていたものが抜けていく感覚があり、もどかしさにぶるりと身体が震える。息を整えているとどちらの悟空か分からないが「ごめんな」と聞こえてきて、なんの謝罪か分からず返事をしないままでいると視界がぐるりと反転した。
「は、ぇ……?」
 気が付けば四つん這いの格好にされ、背後からがっしりと腰を掴まれこれから始まることが容易く想像できた。予感は的中し、先程まで咥えていた怒張がぴとりとちんぽに媚びる淫穴へ宛がわれる感覚があり、まだ何もしていないのにビリビリと脳が揺れる。
「今度はオラの番だからさ……もうちょっと付き合ってくれるか?」
「……、仕方のない奴だ」
 強がってはいるが、結局は逆らえないことなど分かっている。はやく次の快感が欲しいと強請る様に腰を揺らせばすぐに挿入された。
(あ♡またちんぽきたぁ……♡)
 背後から入口の浅いところを突かれる感覚に酔っているといつの間にか目の前にはもう一人の悟空が膝立ちしており、熱い息を吐いてベジータの頭を撫でてきた。
「ベジータぁ、オラのも舐めてくれよ」
 どくどくと脈打つ張り詰めたペニスを目の前に差し出される。ベジータが反射的に小さな口を開き舌を出すと後頭部を掴まれ、無理やり喉奥へと突っ込まれてしまう。
「ンん゛っんぅ♡」
 苦しさに声を上げると一瞬だけ抜けるギリギリまで腰を離され、その後目の前の悟空は再びゆるゆると腰を動かしイラマチオをさせ続けた。
「あ、そこ気持ちい……。ベジータ、咥えるの上手だな?」
「知るか、そんなっことぉ……♡ん、ああ、ふぁッあん、アあ♡」
 ベジータが夢中になってカリ高ちんぽを咥えていると、今まで前立腺を押しつぶす様に動いていた背後の悟空がいきなり深く突いて来た。突然の刺激に耐えられるついキツく締めてしまい悟空のモノからも口を離してしまう。
「あぅッあ、ああ♡や、ぁんッ♡」
「あ!駄目じゃねぇかベジータ。ほら……だーい好きなちんぽ、ちゃんと咥えててくれねぇと」
 目の前の悟空がだらしなく開いたままの小さな口にペニスを押し込んでくる。涎を垂らしながら喉奥に侵入してきたモノを必死に咥え、舌で裏筋を刺激すると悟空は満足そうに頬に触れてきた。
「ベジータはオラのちんぽ大好きだからさぁ、どっちのちんぽも同じように愛せるよな?」
「ん、ぅ……ちんぽ♡好き、すきぃ♡カカロットのちんぽ♡もっと……ぁッひあ♡あぅ、やぁッん♡」
 媚肉で締め付けていた方の屹立が嫉妬したように最奥を突いてきて、きゅん♡と扱く様にナカを動かしてしまう。
「ナカ、うねってる……こっちも忘れないでくれよ?」
 前からも後ろからもちんぽを挿入され、頭の中が真っ白になる。更にどちゅ♡どちゅ♡と強く背後から突かれたベジータはちんぽを咥えたまま自ら腰を振って種を強請っていた。
「ンぁ、あ♡やめ、ぅ、あっらめ、またイく♡んっあ、ァんっ♡イくっイク♡またイっちゃう♡イっちゃうぅ、ちんぽでイっちゃう……――~~~ッッ♡♡」
 ぴゅるるっ♡とアクメして震えているベジータなどお構いなしに、二人の悟空はそのまま行為を続けている。余韻に浸る間もなく後ろからは突き出したままの尻を掴まればちゅん♡と突き上げられ、前はじゅぷじゅぷと音を立てながら抽挿を繰り返さ、ベジータは苦しい中なんとか声を絞り出した。
「ま、てぇ♡ぁっまだイってる、からぁ♡」
「うん、気持ちよさそうにしてるなぁ。そのままオラ達のこともイかせてくれよ」
「そんな、ぁ♡ひぅ、あっあん、あ♡ぁアっふ、ぁあッん♡」
 そうしていると目の前の悟空が「も、出そうだ」と言ってベジータの髪を掴んだ。目をぎゅっと閉じると直後どくどくと咥内を犯される感覚があり、糸を引きながらゆっくりとペニスが抜かれていく。その後は背後の悟空がナカで種を叩きつけるように射精し、挿入していたものを抜いていく。蓋をなくした箇所からは中に収まりきらなかったものがどろりと溢れ出して、ベジータはその感覚に身を震わせた。

「あ、あァ――……♡」
 ベッドの上でぐったりと倒れるベジータを見て、二人の膝立ちのままの悟空はお互いの顔を見合わせる。流石にやり過ぎたと無言のまま反省していると、のそのそを上半身を起こしたベジータが片方の悟空の萎えたモノに舌を這わせちろちろと舐め始めた。
「べ、ベジータ!?」
「ふ、ぁあ、ッんぅ♡」
 柔らかい唇でちゅ♡ちゅ♡と竿にキスをしては甘噛みし、裏筋を舐めて鈴口を舌で撫でている。次第にそれは深くなり全体を咥え中で舌をぐるぐる回すように舐めており、もう一人の悟空のモノは手で扱きはじめ、二人のちんぽはすっかり完勃ちしていた。
「んンっ♡もっと、かかろっとのちんぽ欲しいぃ……♡」
 虚ろな目の奥には、もはや何が見えているのか分からない。二人の悟空はごくりと喉を鳴らし、そっと互いの同胞へと手を伸ばした。

 * * * * * * *

 ベジータは寝転んでいる悟空に向かい合うようにして寝転がり、愛しい同胞へキスをする。舌が絡みくちゅくちゅと音が鳴るが今な恥ずかしさを気にする余裕などなく、ただただ与えられる快感を受け入れたい。頭を支えるように後頭部へ腕が回されしっかりと固定され深くキスをしていると、もう一人の悟空が同じように寝そべって来て背後から抱きかかえられた。そのまま側位の体勢で、ずぷ……♡とちんぽが挿入される。
「ッあぁ♡かかろっとのちんぽ、また入ってきたぁ……♡」
「ん、また一緒に気持ちよくなろうな」
 きゅう♡と締めればナカで大きくなった気がしてベジータは堪らず喘ぐ。するとキスをしていた悟空が自分の勃起したモノとベジータのモノをこすり合わせる様に腰を動かしてきた。
「オラのことも忘れんなよ?」
「うぅ、は、あッあ、ふッぅ、んぅ♡」
 ベジータは悟空の生ちんぽを受け入れ媚穴で締め付けながらキスに夢中になっていた。打ち付けられる腰の動きに合わせて甘イキを繰り返してぬるぬるになった自身の先端を目の前の悟空のモノとも擦り合わせる。背後からぱちゅ♡ぱちゅ♡と浅く突かれ、もっと奥を強請る様に身を捩り肩越しに振り返った。
「もっと奥ぅ、奥にちんぽ欲しい……ッ♡」
 揺れる瞳が悟空を捉えて離さない。荒い息の中、乱れた体勢で悟空は腰を打ち付けながら肩にキスを落とした。
「あー駄目だ、我慢できなくなるから……」
「いい♡我慢なんかしなくていいからァ♡奥にちんぽ欲しいっ♡もっと奥に、ちんぽ来て、ぇ♡」
 どうなっても知らねえぞ、と小さく呟いたのが聞こえたかと思うと宣言通りばちゅんっ♡と深く突かれ、ベジータの腰が仰け反った。
「ひぅッ♡あ、ッあん♡ちんぽ来たぁ♡」
「おいおい、こっちも相手してくれよぉ」
 もう一人の悟空は振り返っていたベジータの顔を掴んで正面に向きなおさせると再びキスをして舌を捻じ込んできた。息が苦しいのに全身が疼く。
「っはぁ、ベジータ締め付け過ぎだってば」
 ずぷんっと突かれた瞬間ぴんっと足が伸びてびりびりと脳と身体が震えた。視界はチカチカと瞬いて、聞こえてくる水音がどちらのものなのか分からない。
「だって、ちんぽ気持ちいからァ♡ぁンっ♡イった、またイったから、ぁ♡や、ぅっひぁッ、あ♡イくのとまんな、いぃ……~~ッッ♡♡」
 そのまま連続でアクメしている身体に向かって二人の悟空は何度目かの欲を出し、汗にまみれた身体にキスを落としていく。
 虚ろな意識のままベジータはキスをやめさせると、目の前の悟空の腹の上に乗り上げた。
「まだ……まだ足りない♡」
 
 * * * * * * *

「あ、あっあン♡ん、ふ、ぅあッんぅ、んン♡♡」
 今のベジータは騎乗位になり悟空のちんぽを媚穴で咥えながら腰を振り、その横で立っているもう一人の悟空のちんぽも小さな口で咥えている。ぎしぎしとベッドのスプリングが悲鳴を上げているが気にもならない。ベジータの頭の中は悟空とのセックスのことでいっぱいだった。
「ッあん、ぁあっ♡カカロットのちんぽ♡ちんぽすごい、ィ♡ひぁんッ♡奥まできてるぅ♡もっといっぱい突いて、ぇ♡」
「ああ、オラのちんぽでもっと気持ち良くしてやるからな」
 下から思い切り突かれ、腰がびくびくと反る。それでももう一つのちんぽも舌で支えながら喉奥まで咥え、蕩けた表情で咥内で味わっていた。
「なあベジータぁ、どっちのちんぽが好き……?」
 頭上から悟空の声が聞こえ、頭を撫でられる。咥えたまま上目遣いで見上げれば、うっとりとした目で自分の怒張を味わう同胞の痴態を見つめていた。
「そんなの、分かんな、ぃ♡」
「えー、分かんないは駄目だってぇ」
 不満を漏らした悟空に下からずぷんっ♡と突き上げられ、溜まらず「ひぅッ♡」と嬌声が溢れてしまう。ベジータは上と下で二つのちんぽを味わいながらどちらが好きかを必死に考えていると下の悟空から腰を掴まれ、無理やり深く抽挿させられた。
「ひ、ぁんッ♡や、ァあっあん♡んぅ、あっああ、あっやぁッ♡」
「ほらぁ、また口がゆるくなってるぞ」
 そちらに注意が向かい媚肉で屹立を扱くことに夢中になっていると優しく髪を撫でていた手が今度は後頭部に回り、咥えていたモノが喉奥まで挿入される。
 どちらが好きかなんて関係ない。だって、だって、だって。
「ぁあっ♡どっちのちんぽも好きぃ♡かかろっとのちんぽが好きっ好き♡全部だいすきィ……ッ♡」
 じゅぷっ♡と咥えているモノと強く吸い、ナカは腰を揺らしながら締め付ける。すると二人の悟空がどちらも情けない表情になり、深い深い息を吐いた。
「あ、あーベジータ。もう、オラ……」
「いいからイけ♡さっさとイっちまえ♡それで、またオレ様に突っ込みやがれ……ッッ♡♡」
 ベジータが言い終えると、びゅるるっ!と射精されたのが分かり注ぎ込まれた種を受け入れ喉を上下させた。腰を浮かせると下からも溢れてきて、ベジータは恍惚の表情でそれを見つめた後ゆっくりと目を閉じた。