夜も更けた頃、やっと宿に戻って来れたカミュは足早に自室へ向かう。
恐る恐る部屋に入るとベッドの上で剣を磨いていたイレブンと目が合った。いつもならもう寝ている頃だというのに、どうやらカミュの帰りを待っていたようで剣を壁に立てかけると慌てた様子でこちらへと駆け寄ってきた。
「カミュ、おかえり!大丈夫だった?ひどいことされなかった?僕も一緒に行けたら良かったのに……」
「……お前は来なくて正解だったぜ」
イレブンに抱きしめられ、カミュは身体がじんわりとあたたかくなっていくのを感じた。あの変な酒を飲まされた時とは違う、本物のぬくもりだ。
コートを脱いだカミュが卑猥な衣装のままだったことに驚き、イレブンは何かを言いたそうに狼狽えている。その様子を尻目にカミュは荷物を床に投げ捨てる。報酬の詰まったずっしりと重い袋から金貨がこぼれ落ちるが気にもならない。そのままイレブンのぬくもりが残っているベッドへ向かうと自ら横たわり、両手を伸ばした。
「はやく、お前もこっち来い」
はやく、はやく。はやく気持ち悪い記憶を上書きしてほしい。ベッドの上で脚を開いて衣装をずらし、イレブンを求めてヒクヒクと疼く媚穴を見せつける。
もはや肯定の言葉も仕草も必要はなく、イレブンはカミュに誘われるまま影を重ねていった。
* * * * * * *
明かりを落とした部屋の中で、肌と肉がぶつかる音が響く。勇者の下であんあん喘ぐ男は種付けを求め、強請るように腰を揺らしていた。
「あ、ぁッあぅ、ンん♡は、ぁッあ、イレブンとの、ぉ、本気セックスぅ♡ひ、ぁんっ♡んぅ、生ちんぽ、ぉ♡きもちぃ、ぃッ♡」
カミュの腰を抱えたイレブンが思いっきり奥を付くと、逃がすまいとナカが締め付けてきた。例の酒の効果が抜けきっていないカミュは普段よりも雄を求めとろとろになっている。先端からは何度もぴゅるっ♡と欲を吐き出しており、イレブンにたっぷりと中出しされている体をびくびくと震わせて甘イキを繰り返しているだけだった。
「カミュ、どうしたの……。やっぱり、何か変なこと、ッされたん、じゃ……」
カミュを貫きながら、イレブンは眉を下げている。カミュは手を伸ばして愛しい勇者の顔を引き寄せると夢中になりながらキスをした。
「んぅ、ッそんなん、じゃ、ないぃ……、ぁッ、ン♡お前のこと、好きだから、ァ、んッ♡いれぶんのことしか、ぁ♡考えられないからぁ、あア♡」
「それは、嬉しいけど、ッは、あ、かみゅ、約束守って、くれたんだよね……?」
「ぅん、ぁっあ♡いれぶん以外のちんぽいらな、ぃ♡ん、ッあ、ぁん♡だから、あ、イレブンのちんぽ、ッ♡ぁう、ちんぽ♡もっと奥に、欲しい、ぃ……ッ♡」
とちゅ♡とちゅ♡と抽挿を繰り返していると、無意識なのかイレブンの昂りを淫穴で咥え込むように締め付ける。形を教えるように奥へぐりぐりと押し付けると連続でメスイキしており、嬌声をあげていた。
腰を打ち付けながら衣装の胸の部分を捲ってピン♡と勃起した乳首を摘まんでやる。カミュが「やあぁ♡」と可愛らしい声で鳴きながら身を捩るものだから、もっと触れてほしいと強請っているそこを執拗に弄る。
「ナカも、ぉ、おっぱいも気持ち、いぃ、♡あ、んッんぁ、あっああ♡ちんぽで突かれながら、ぁ、おっぱい触られる、のぉ、好き、ぃ、すきぃ♡」
「ぼくも、カミュのナカ気持ちよくって、好き、だ……!はぁ、かみゅ、ぼく、またイき、そう」
激しく媚穴へと打ち付けていると、とろんとした顔でカミュが口を開いた。
「いい♡いいよ♡いっぱいオレの中で出して……ッ♡」
その言葉にイレブンは理性を飛ばし、カミュへと深く覆いかぶさる。その瞬間奥を貫いてしまい、カミュは堪らず「ァああッ♡」と鳴いてイレブンの背にしがみついた。
「ッ奥に、きて、るぅ♡イレブンのちんぽ♡いっぱい、もっと奥にちょーだい、ぃッ♡中出しせーし♡いれぶんのちんぽ欲し、ぃ、ぁッあ、あんっあ!、あ……~~~ッッ!!♡♡」
びゅるる、とイレブンはカミュの奥へと欲を流し込む。たっぷり種付けされた身体は蕩けるようで、カミュは目の前の勇者に口付けた。
「いれぶん、おれのいれぶん♡朝まで、このまま……♡」
その願いが叶う頃、カミュの中からは一夜の記憶は無くなっているのだろう。